溶接の引け
内面溶接ビードの高さについて、事前に取り交わすことがある。
Φ70×1.5tのパイプ。
板厚分、完全に溶かすことを前提とした場合、その高さは、-0+0.15で管理する。
そんな取り交わしをした後、サンプル品が送られてきた。現物は、アンダーであった。
Tig溶接だと、固まる過程で(冷えるまでに)、underとなる。これは、板厚(肉厚)が、厚くなればなるほど、溶ける量が多いほど、より顕著になる。
触った感じ、爪に掛かるか否かの瀬戸際であったから、1.45を切っていたのではないか。
ユーザーは使用上、内面ビードがプラス気味のパイプは使えないのだ。
一品一様のパイプを造ります。
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