板巻きパイプ
盆休み前に、165Φの板厚1.0のパイプを納品させて頂きました。
本数1本とのこと、ステンレスの板を丸めて溶接機で溶接する板巻きパイプでの成形としました。
(長さ800L)
お客様の目的は、パイプの内面を利用される、ことでした。
そこで、BA材(研磨材)を使用し、共付溶接後に内ビードを研磨することにしました。
そもそも溶接の原則とは、内ビードを出して母材よりマイナスであってはならない、と言うものです。パイプの強度が出ます。
パイプの内径側を使われるお客様には、電流値を下げ、内径側のスジが出る位まで、ビードの高さを調節することは可能です。
パイプ1本は1本でも、そこには様々な姿が出ているものです。
パイプの丸み(真円度)も必ず問われます(-0 +0.2)。
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