幸田
列車の本数は決して多くはない。それでも背広組を確実に目にする。さすがに、自動車工場のお膝元だと思う。
タクシーに揺られて外を眺めていた。ソーラーパネルの載った民家が多い。都内ではあり得ない軒数だ。
「もう10月も終わりだと言うのに、一つも紅葉していません…」運ちゃんが話し始めた。確かに、背広一枚でも鞄の重さで汗ばんできてもおかしくない陽気だ。
この陽気では、ついつい携帯電話を持っている時間が長くなる。
「中国での不買運動で、車もどれだけ影響するのでしょうか…」8年前に中国で仕事をしていた昔話を、運転手は語り始めた。
熱交換器案件で幸田へ立ち寄る。
表面積を増やすにはどうするか、検討を進めている。
フィンのピッチを拡げてみたら好影響となるのか。
進めます。
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