薄肉パイプと共に巡る。
久しぶりに五反田から池上線に乗った。
昔歩いた道のりは、完全に忘却の彼方へ、工場の2階へ上がった後、幾分か重なるものがあった。
どうしても納めなければならず、コアを迎えに出た。
テフロンの糸を巻くコア(パンチングパイプ)、SUS316L。
普段、納品などせずに動き回っているので、薄肉パイプを持ったまま歩く不安定さを改めて痛感する。こんな時に限って、前から後ろからぶつかってくるし。。落とした!凹んだ!!それは出来ない。
いずれにしろ、大切なものに寄り添い、12本のパイプはずっしりと芽吹いていた。
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